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ワンコをマニラに連れて行く。

我が家には、トイプードルのエマノアが居ます。

マニラ駐在の話が持ち上がった時、この子たちの事だけが心配でした。

向こうでの生活もさておき、飛行機に乗せるということが。

それでも何年も離れるという選択肢は考えられず、一蓮托生ということでやっぱり連れていくことに。

ワンコをマニラに連れて行くにあたり、必要な手続きや書類集めが非常に大変でした。

まず、何が必要かという情報が少ない。

今回は、備忘録として入手した書類と手続きについて書いていきたいと思います。

出国3か月前

 ①狂犬病ワクチン 2回目接種

  エマは毎年10月頃に狂犬病ワクチンを接種していました。

  前回のワクチンから半年くらいでしたが、マニラへ渡航してすぐに向こうで打ちたくなかったので、

  渡航3か月前に再度接種しました。ノアはその時点で1歳に満たなかったので、

  まだ1回しか接種しておらず、エマと同じ日に2回目のワクチンを接種しました。

出国3か月前から1週間後

 ②混合ワクチン

  フィリピン大使館に確認したところ、レプトスピラ症についてどこまでカバーすればよいか確認できず、

  獣医師さんと相談して、ヴァンガードL4(4種)ノビバックDHPPi(5種)の2種類を接種。  

出国3か月前から2週間後

 ③狂犬病抗体検査用の血液採取

  かかりつけの動物病院でエマとノアの血液採取をしてもらい、狂犬病抗体検査証明書を発行してくれる、

  検査機関へ書類と血液サンプルを郵送してもらいました。動物病院にて渡される和文と英文のひな形に、

  飼い主情報やペットの情報を記載するだけで、あとは獣医師さんが郵送まで対応してくれました。

   「一般財団法人生物科学安全研究所」なるところから、2~3週間程度で自宅に狂犬病抗体検査証明書

  が郵送されてきましたので大事に保管。

出国3か月前から3週間後

 ④必要書類に獣医師さんのサインをもらいに行く

  ・マイクロチップ識別番号証明書(ひな形をエクセルで作って獣医師さんにサインしてもらった)

  ・狂犬病予防注射接種証明書(ひな形をエクセルで作って獣医師さんにサインしてもらった)

  ・予防接種証明書(ひな形をエクセルで作って獣医師さんにサインしてもらった)

  ・駆虫検査証明書(ひな形をエクセルで作って獣医師さんにサインしてもらった)

 作成した書類は、全て和文と英文の併記にしました。

 マイクロチップですが、エマの場合装着したのが11年前で、装着した日付も番号も分からなかったので、

 エマを購入したペットショップ(ペットのコ〇マ)に電話をし、装着日と病院を調べてもらいました。

 ペットショップ併設の病院に受診すれば装着証明書を発行してもらえる。とのことでしたが一旦保留。

 とりあえず、11年前のことなのにすぐに確認してくれて対応の良さに感動。

 その後、かかりつけの動物病院でマイクロチップの番号読み取りをしてもらい装着を再確認。

 エマは首に装着していたはずですがなかなか見つからず、肩のあたりにマイクロチップが移動してました。

 空港でスキャンされた場合に、万が一見つけてもらえないと大変なことになるので、

 念のため、レントゲンを写メさせてもらいました。

 

出国1.5か月前

 ⑤フィリピン輸入申請

  狂犬病抗体検査証明書が郵送されてきたら、今度はフィリピンへ輸入申請をするため、

  インターネットから下記URLにアクセス。

  https://www.intercommerce.com.ph/registrationbai.asp

  英語を見ると眩暈がするため、旦那にお任せしました、、

  1~2週間程度で結果が出て、「駆虫証明書を出すように」とのことで許可下りず。

  動物病院にサインしてもらった書類に、駆虫済みの項目も記載してあったのに。。

  しかたないので、駆虫証明書という書類をエクセルで作り、獣医師さんにサインをもらって、

  再度輸入申請をし直し、2週間後くらいで許可が下りました。

  注意が必要なのは、許可や却下の連絡は来ないということです。

  定期的に上記URLにアクセスし、結果が出ているか確認をする必要があります。 

  なぜなら、許可が下りてから2か月以内にフィリピンに入国しなければならないからです。

  私たちも許可が下りてから1週間後くらいに確認したので、あわててフライトや引っ越しの手配を

  始めました。

出国1か月前

 ⑥NACCSの登録

  動物検疫所のHPよりNACCSを登録し、申請する。

  https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/system/49.html

  めっちゃ簡単です。

  2~3日でメールがあり、今まで入手した書類をメールで送ることと検査日の予約をするように

  指示があります。対応も丁寧で早い。

  検査日について、日本側は出国の10日以内ですが、フィリピン側は「Most recently」となっており、

  明確な日にちはわかりませんでした。なので、出発の2日前に検査を受ける予定です。

  ⑦JALに連絡

  日本もフィリピンも非常に暑いため、深夜便のあるJALで出発する予定です。

  購入したフライトにペットを同伴させることをJALに電話で連絡しました。

  聞かれることは下記の通り。

   ・JALお得意様番号

   ・電話用パスワード

   ・ペットの種類

   ・クレートのサイズ(クレートは航空会社によって定められている規格のものが必要です)

   ・クレートとペットを合わせた重量

  もし貨物室に空きがなかったら後日連絡があるとのことで、今のところ連絡はないです。

今のところこんな感じで進んでいます。

あとは出国直前に健康診断が必要なので、出発の1週間以内に受診し健康診断書を入手したいと思います。

健康診断書も和文・英文併記のものをエクセルで作成してあります。

結構色々やったなぁ(笑)

下の写真は、フィリピンに提出したものです。

エマ 11歳
ノア 1歳

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